第20回の記念演奏会には、10年ぶりに小穴雄一さんに指揮をお願いすることになりました。選ばれたプログラムが、文字通りの名曲ポピュラー作品。有名な作品だからこそ、そして弦楽のみのアンサンブルだからこそのサウンドを目指さないと、お客さんを満足させることはできませんね。あ、この曲知っている、、、だけではいけないということを、演奏者として肝に銘じて。。。
一方、1部はヴェルキ特集となりました。ワタクシ的には、高校のコンマス時代、大阪フェスティバルで朝日新聞社賞をいただいた思い出深い序曲イ長調。自ら棒を振ったことのある組曲第2番。そして某短大でOBコーチとして接した帰郷と、懐かしい曲ばかり並びました。でも、ワタクシの周りでは、この手の曲を演奏するのが久しぶりかも? 昨年のマネンテ特集と同様、作品の面白さと同時にヴェルキという作曲家のさまざまな側面を表現できたらと思います。 (2003.10.14.)
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