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お気楽な日々達2001年1月分

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2001/1/31 Wed.

●はい、ワタクシさとー“絶品”ひろしでした。仲本工事、西田ひかると同類です。。。なぜか師匠ささ氏@関西支部と同じでした。うむむ、あなどれじ、みどるねーむ占い

●今日はなぜか眠い一日。なんとか気力を振り絞ってPCに向かっているものの(笑)、どーもヘビーなテーマ@宿題を書くことができません。ということで、昨日ゲットしたCDをご紹介。新譜では、ミヨーの室内楽@RCAとグリンカの管弦楽集@シャンドスの2枚。ミヨーの期待度大なのですが、今晩ゆっくり聴くつもり。グリンカは、本来ワタクシ的にはどーでもいい作曲家なのですが、マイナーな曲がたくさん入っていたので、コレクター魂がむくむく。。。ついふらふらと買ってしまいました。あまり真剣に聴くような曲ではないのですが、演奏はそれほどでもなかったかな? それよりも思わずネットサーフして、出版社を調べてしまいました。KalmusやSikorskiあたりから、いくつかスコアが出ているようです。ヤマハやアカデミアなどに行かなくても、たいていの情報が簡単に手に入ってしまうのは、やはりネットの威力ですね(喜)。

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2001/1/30 Tue.

●免許の書き換えに行ってきました。。。って、暗に誕生日の到来をほのめかしております。はい、本日ゾロメになりました。ということで、年初の誓いですが、、、笑、、、今年は3つほどテーマをあげてみようかな? ずばり、「グローバル」「勉強」「チャーハン」です。全然脈絡がなくて恐縮ですが(笑)、今年はすこし「グローバル」を意識してみようかなと。せっかくWebサイトという手段をもっているのですから、もう少し海外の情報収集や情報発信を意識的にしてみようかと思います。これと関係するのかもしれませんが、意識的に「勉強」をしなくてはということ。仕事もそうですし、趣味もそうなのですが、ちょっと最近ネタ切れの感がありまして、ここらで集中的にインプットをしてもいい時期ではと思っています。読書量もなぜか激減しているんで、このあたりから始めようかな。そして最後に「チャーハン」。前の二つがちょっとお堅い誓いで、あえて今の自分に足りないものというテーマを設定したのですが、「チャーハン」はお気楽系。一昨年前の「カレーを極める」の第二弾です。決してカレーを極め尽くしたわけではないのですが(笑)、今度は美味しいチャーハンを作れるようになりたいということで、一年間勉強しようと思います。もちろんスープつきで。。。笑 早速、中華鍋を買おう!って言ったら、お気楽な奥さんから反対されそうだな。形から入っていくのが、ワタクシのポリシーなのに。。。

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2001/1/29 Mon.

●体調はだいぶ戻りました。ご心配をおかけして恐縮です。さてさて、週末は久し振りに本格的な雪となりましたが、ふだんあまり見かけないご近所さん達がみんなで雪かきをしている姿がなんとなくほのぼの。この地@藤沢に越してからまだ2年しかたっていないワタクシとしては、なかなか地域コミュニティを実感する機会がなかったので(地域清掃なんてのも一度くらいしかしていませんし。。。)、ちょっとだけうれしかったです。東京砂漠だと、なかなか隣近所と顔の見えるお付き合いができませんからね。

●それにしても朝方に数回、停電があったのにはびっくりしました。突然いつもと違う電話の音が鳴って気がついたんですけど(あ、朝寝坊しておそーくまで布団の中にいたんです)、電気が止まると完全に生活できなくなることに気がつきました。東京電力に電話するにも、けーたい@充電不十分を使わなくてはいけません。うちはガスヒーターなのですが、これもファンがあるため電気が不可欠。PCはデスクトップなんで、ネットで情報収集なんてことは逆立ちしてもできやしません。うむむ、恐るべしエレクトリカル・ライフ。石油ストーブの一つくらい、必要なのでしょうか? Y2K時に買ったポケットガスこんろやミネラルウォーターは、いまだに出番がないのですが。。。

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2001/1/25 Thr.

●昨日今日と、お仕事でお疲れ。いつになくヘトヘトになっているんで(コイツ、参ってる参ってるってコーヒー飲みたくなったりして。。。)、1日2日、休憩させてください。それにしても、クラシック関連のWebサイト、自分も含めて、最近なんとなくパワーが薄れてきたような気がするのですが、、、って、気のせいですよね?(^^;

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2001/1/23 Tue.

●むむむ、コンバースが事実上の倒産。コンバースのバッシュ@死語?なんて、子供のころの憧れだったんですけどねえ。。。そういえば、最近のスポーツシューズといえばナイキですから、コンバースなんて今の若者は知らないのかな?

●時事ネタをもう一つ。世間をお騒がせしているKSDですけど、KSDって何の略かと思ったら、もともとの名称「中小企業経営者災害補償事業団」の略称、経災団の頭文字KSDなのだとか。なんだかなあ。。。。

●えっ? 宿題? たくさんたくさんたくさんやりのこしていますね。。。はい、はい、いつの日か必ずや。。。反省 とりあえず、いつもの「今年の誓い」なんですけど、ぢつはいくつか候補があるのですが、どうも決めかねていまして。もちっとお時間いただきたく。

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2001/1/22 Mon.

●うむむむむ。急性胃炎? 金曜日のお昼に食べた贅沢海老重(の油かな?)があたったようで、夕方から激しい吐き気と高熱で週末がパーになってしまいました。ちょっと疲れがたまっていたり、仕事の山があったりと、条件は揃っていたのですが、あれしきの食事を受付けないなんてさすがにもう歳なのかな? 今日はふつーに出社しましたが、稼働率はまだ8割程度となんとなく低血圧モード。この日記を書いている今はすっかり良くなりましたので心配は不要ですが、胃袋をグニュグニュ握られている感じがするのはほんとに久し振りの経験でした。ということで、楽しみにしていたアメデオ演奏会にも行けず、レヴューネタを一つ逃してしまった週末でした。トホホ。。。

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2001/1/18 Thr.

●本日、深夜のタクシー帰り。うむむ、また以前と同じ運転手さんにあたりました。道を覚えていてくれたのが、なんとなくうれしいような恥ずかしいような。。。笑 タクシーなんて、ほんと一度きりの「出会い」だと思っていたんですけどねえ。

●本日は、いくつかリンク紹介。シリーズ「マンドリン界を良くする」テーマ関連を一つ。こちらは大所帯だからこそなんでしょうね、ジュラシックシリーズでおなじみ、仙台ニューフィルハーモニー管弦楽団の規約がアップデートされました。さすがにしっかりとしたルールですね、だいぶ参考になりました。ということで、マンドリンオケでこの手の規約を作ってきちんとした団体運営をしているところっていったいどれくらいあるのでしょうかね? その辺りもマンドリン界を良くする一つの手段といえませんかね? えっ?そこまですることない?(笑)

●次。おおおお! こんなところにありました。Kechikechi Classicの新アドレスを発見。しばらくアクセスしなかったらいつの間にか引越しをされていたみたいで、ワタクシ的にはしばらく行方不明のサイトでした。またまたこれで楽しめるので、嬉しい限りです。最後にもう一つ。むむむ。。。ワタクシのはむらぼ企画、面白いところにリンクが貼られてました。Idu教育関連サイト・インデックスです。Webマスターをしていると、ときどきいろいろな検索サイトで自分のサイトを検索して、どんなところにリンクを貼られているのかをチェックするのですが(無断リンクを探しているのではなく、どんな人がワタクシのサイトを評価してくれているのかを確認したくなるんですよね)、こちらはなんと、1)限られたサイトのみのリンク、2)教育に関連したおすすめサイト、3)安心してインターネット活用ができる、といった小中学校向けの教育関連ポータルサイト。誰がどういう基準で選んでいるのかはわかりませんが(品質の維持やメンテナンスがとても大変そうです)、そうか、はむらぼ企画は小中学生に安心の良心的で有益なサイトだったんだ(笑)。ワタクシ的には、広告なし、マンドリン用語集ありってのがポイントとなったと思うのですが、まさかお気楽な日記やいいかげんなCDレビューを気に入っていただけたってことはありませんよね?(謎)

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2001/1/17 Wed.

●うぐぐぐぐ、忙しくなってしまった。。。深夜のお帰りでお疲れモードなので、今日は休講にさせて下さい。どーでもいーけど、やっぱり浄夜は六重奏版がいいなあ。ヴォルフのイタリアのセレナードもカルテット版がいいなあ。ということで、カルミナ四重奏団の新譜ばかり聴いている今日この頃でした。。。でわでわ。

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2001/1/16 Tue.

●うむむ、だいぶ核心に入ってきてしまった。。。マンドリン編曲ねえ。。。汗 しょっちゅう編曲活動をしているワタクシとしては、この議論をすると自己弁護になってしまうし、好みの問題にもなってしまうのでなかなか難しいものもありますね。オリジナル作品のみを演奏すべきだという本質的な議論@(深みにはまる)は置いておいて、、、笑 少し別の視点からワタクシの意見を書いてみましょうか。

●アマチュアオケでさまざまな制約がある中では、マンドリンオリジナル作品だろうが管弦楽作品だろうが、極論すればそれぞれのオケに適したオーケストレーションがあるはずで、そのために積極的に編曲したいってのがワタクシの考えです。プロの世界ならば、オケに合わせて譜面を変えるということはなかなか賛同を得られないでしょうが、アマチュアだからこそ自分達の好きな曲を自分達の手で自由に演奏したいってのは、できることならば否定したくないですね(作曲家に対する冒涜だとのご意見があることも重々承知していますけど)。プロのように各パートの定員が決まっていて、個々人の技量にそれほど差がなく、練習出席率が100%に近ければこんな苦労はしないのですが。。。

●で、本来は作品を書き換えること自体望ましくはないと承知の上で、オケによっては例えばあるパートが少ないだとか、マンドローネ奏者が常駐しているとか、初心者ばかりのパートがあるとか、ギターの変則チューニングが苦手だとか(笑)、Divでは演奏できないとか、プロ奏者がいるなど、いろいろ個別の事情があると思うのです。その中で、作品や団体の魅力を最大限に活かすためには、ある程度の編曲も正当化して欲しいというのがワタクシのお願い(もちろん原曲をそのままの形で演奏できるような努力やそうした選曲ポリシーは必要ですよ)。例えばマンドリンオリジナル作品は、4段で書かれていることが多いのですが(マンドリン2、マンドラ1、ギター1)、そのまま30人、50人という規模で演奏すると、サウンド的には苦労多くして利少なしだと思うのです。スコアを見ると、本来ならば作曲家はこうしたかったんだろうなあって箇所が多々あったり、この人、ギター弾けないだろうな、こうすればもっと簡単に良い音がなるのに、なんてことが日常茶飯事なんです。実演上の個人個人のテクニックにとどまれば別に問題ないのでしょうが、一つを変えるとオーケストレーションのバランスが完全に変わってしまいますから、やはり全体観を踏まえた上での再オーケストレーション=編曲をしたくなります。低音パートだけの加筆やオクターブの変更、和音の追加(ギターコードなど)なんてのもこの世界には良くあるんですけど、無神経にそんなことをしたら作品のバランスはむちゃくちゃになりますよ。この手の加筆も立派な編曲だとワタクシは思っています。だからこそ、オケの特性に応じたアレンジということを、ワタクシとしては考えていきたいかな。ご意見、反論は、、、、、、受付けません(嘘)。

●も一つの視点としては、作品の性質にもよりますが、本来「音楽作品」ってもっと自由なものなのでは?という確信がワタクシの中であること。長くなるので、このお話はまた次回ということで。。。

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2001/1/15 Mon.

●とっても読みにくいので、昨日の日記は段落をいくつかに分けました。自宅では、リビングにPCを置いているのですが冬場はとても寒く(暖房の効きが悪い)、なかなかきめ細かな対応ができずに恐縮です。。。って、単なる見苦しい言訳ですね。以後、キヲツケマス。。。

●さてさて、シリーズ「マンドリン界を良くする」テーマ。マンドリン界が果たして良くなるかは、正直ベース、ワタクシ的にはあまり関心がないのですが(自分の参加する演奏会にお客が増えるという意味では必要なことなのですが。。。)、少なくとも自分自身には一つの目標があります。以前にも書いたかもしれませんが、マンドリン演奏でモーツァルトを上手く弾けるようになること、これが出来れば、ワタクシ的にはマンドリンを手放してもいいってくらいの目標なんです。独奏、ピアノ伴奏、室内楽、オケ、オペラ!などいろいろな分野があるんで、一言でモーツァルトと言っても幅広ですが、どの分野でもいいから一度でいい、納得の行くモーツァルトを弾いてみたいんです。逆にいえば、これまでのどの演奏をとっても自分自身、納得がいかないというのかな? 譜面づらはマンドリン弾きにとってもそれほど難しくはないのですが、ヴィブラートのできないフレット楽器であの世界を表現しようと欲を出したとたんに、とても大きな山になってしまうのです。クリマンやメトなど現在参加している合奏団では、なかなかモーツァルトを演奏する機会がなく、ドビュッシーやマーラー、ベルクなんて近代系やマンドリンオリジナルばかり演奏しているのですが、いつの日か、会心の演奏をモーツァルトで実現してみたい、そんな夢を持っています。どんな演奏かは、、、一言では難しいのですが、一見さらっと軽快な演奏で、注意深く聴けば聴くほど情報量の多い演奏、そしてそれらを意識させない自然さや推進力、、、うーん、、、いろいろな角度から見れば見るほど、その印象を変えてしまうようないくつもの顔を持った演奏と言えばなんとなくイメージがご理解いただけますかね? そんな演奏には、モーツァルトの作品が最適だと思うのです。ということで、このコーナー、アマチュア演奏家の読者も多いと思いますが、みなさんの夢はいったいどんなものなのでしょうか?

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2001/1/14 Sun.

●1月も中旬になって、今さらといわれそうですが、ワタクシが2000年に聴いたCDで印象に残ったものをちょっとご紹介(今さら遅すぎますね?)。レコ芸アカデミーのほとんどを聴いていないほど今年は新譜を聴かなかったので(どうも最近、新しいものを吸収しようというパワーがなくなっているような気がします)、あまりお役に立てるとは思えませんが。。。で、いろいろ考えましたが、どうしても昨年のMyベストというものが見つからないので、そこそこ印象に残ったというレベルにとどめますね。まずは、セイのバッハかな? グールドのバッハがデフォルトになってしまったワタクシにとっては、この一枚は久し振りに新鮮でした。売れっ子の勢いってのを感じましたね。春祭もいいけど、ワタクシにはバッハの方がお気に入り(モーツァルトは未聴)。もひとつピアノ系では、カプスーチンの自作自演集。本音を言ってしまうと、クラシックとして聴いてもジャズとして聴いても、ワタクシにはそれほど作品の個性が感じられなかったのですが、やはり驚嘆すべきパフォーマンスであることは間違いないと思います。

●次にブーレーズ新譜。マーラー「大地の歌」は、これまで聴いた同曲の中ではベストに近い感じです。ストイックな感じが、作品のもつ性格に良くあっているような気がします。内田光子とのシェーンベルク「ピアノ協奏曲」はワタクシ的には関心が高かったのですが、作品への理解がイマイチでどう評価していいのか良くわからじ。。。「運命」は何度も聴いた一枚で、面白さという点で大吉でした。一方、アルゲリッチは最近怒涛のように新譜(旧録?)が出ているの食傷気味。その中では、コンセルトヘボウライブがとても面白かったです。ベルクの「ヴァイオリン協奏曲」はMETで演奏したこともあって入手可能な音源の多くを聴いたのですが、ここでは海×盤カラヤン@盤を上げておきましょう。こういう感情の込め方があるのかと、ワタクシの理解をはるかに超えた演奏でした。

●室内楽系では、クイケンのドビュッシーがそこそこ楽しめた一枚。カルテットは、ピリオド楽器の方がすっきりしていてドビュッシーらしいと思いました。オペラや古楽系は、ほとんど聴かなかったので今後の課題ということで。。。最後にイマイチはずれたってCDをいくつか。演奏の善し悪しというよりも、ワタクシのフィーリングにあわなかっただけなのですが、村治佳織のアランフェス、ヴェンゲーロフのシチェドリン・ストラヴィンスキー「ヴァイオリン協奏曲」、セルの東京ライブ(シベ2の良さがまだわからん。。。)あたりは、何度聴いてもしっくりきませんでした。巷の評判はそこそこ良いのですけど、どうも苦手系な演奏のようです。ということで、こうしてみると、それなりにCDを聴いているように見えますが、さてさて今年はどれだけ印象的な演奏に出会えるのでしょうか。今年こそは、MyベストやMyブームと言えるような演奏に出会いたいと思っています。

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2001/1/11 Thr.

●昨日、一昨日の続きを少々。。。「改善すべきこと」のなかで技術的なことも議論になっていますね。掲示板では本番中の調弦などがありましたけど、ワタクシの課題は2000年9月6日あたりのお気楽日記に、「自由なテンポ」「旋律線」「和音とハーモニー」の3つについて書きました。メト本番の直後に書いた課題ですが、なかなか効果的な解決策が見つからなくて困っています。マンドリン演奏者って、アマチュアレベルだと一生懸命弾けば弾くほど、テンポが固定されてしまったり、がむしゃらなフォルテを出しがちですからね。どうやって音楽の自由さとオーケストラとしての説得力を確保するか、そんなことを考えながら毎回の練習に臨んでいるのです。。。

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2001/1/10 Wed.

●昨日の続き。改善すべき点のひとつに(というかこれがすべてのような気もしますが、、、)、演奏者の「意識」を高めるということがありますね。個人レベルもあるし団体としての意識もあります。あるいは毎回の演奏会ごとに変わる「意識レベル」もあるかもしれません。いずれにせよ、この「意識」を高めるためには、「比較」ということが一番の近道のような気がします。いかに自分達のやっていることに対して客観性を持てるのか、そしてその意味付けを自分なりにするということでしょうか? とーぜん、比較のためには自分達よりも良いものと比較することが必要ですね。それが他の団体でもいいし、管弦楽との比較でも良いかもしれません。自分達の一昔との比較でも良いし、前回の練習との比較も場合によっては重要となりそうです。

●もっとも、比較してもどちらが良いかわからないということがありますね。ということで、演奏のレベル、作品のレベル、オケのレベルという点については、ワタクシは「繰り返しの鑑賞に耐えられる」という判断基準を最も重視しています。実演は繰り返すことが不可能ですが、とくにCDや実演のライブ録音などは必ず繰り返し聴いてみて、自分で納得できるものを絞り込んでいきます。忘れたころにもう一度聴いてみるといった、時間を置いての鑑賞ってのが一つのポイントになりますね。バリエーションをもたせるならば、例えばマンドリンオリジナル作品でも「繰り返し演奏してみたい」というものや、「繰り返し聴きに行きたい演奏団体」、「繰り返し参加したい演奏団体」なんてのはどうでしょう? 「繰り返し聴きたい音色」、「繰り返し勉強してみたい作品」等々、、、そんな「繰り返しの経験」に耐えてこそ、自分自身の血となり肉となるような気がするのです。最後は自分自身の信じるところが判断基準になるのですが、その自分自身を信じられるまで鍛え上げることは、人前で演奏するものにとってはそれなりに必要なことではないでしょうか? なんだか言いたいことが上手く伝えられないような気がしますが、これはきっと缶ビールを片手に気の向くままにに書いているからでしょう。。。反省

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2001/1/9 Tue.

●Yahoo掲示板の「マンドリン界を良くするトピックス」が、盛り上がっていますね。一時期、ちょっと荒れそうな気配もありましたけど、今はそれなりの議論がなされているようです。で、ワタクシの意見をここで少しだけ書いてみましょうか。この手の議論系掲示板はちょっと苦手なんで、自分のフィールドで、かつ身の回りの状況@東京近郊をみてのみの意見表明を。ワタクシが学生だった10〜15年ほど前に比べると、マンドリン界は格段に「良く」なっていると思いますよ。何が「良い」という定義が問題になりますけど、少なくとも現象面で言えば、

 1)関東、関西を問わず、多くのアマチュア(社会人)団体が誕生し活躍している。
 2)プロ化が進んでおり、独奏コンクール出身者などが第一線で活躍している。
 3)CD化など、音源が豊富で入手しやすくなった。
 4)メール等々、情報入手(譜面など)のアクセス手段が格段に豊かになった。
 5)まだ一部ではあるが、海外奏者・団体等とのコンタクトも多くなり、相互交流が盛んになってきた。
 6)まだ一部ではあるが、マンドリン合奏だけでなく室内楽等、演奏形態のバリエーションが増えた。
 7)まだ内容面は物足りないが、演奏評、CD評、各種掲示板など、議論・論評・感想等の場が増えた。
 8)専門楽器店からの情報発信が盛んになってきた。

ということを感じます。その他、勉強不足でわからないのですが、楽器は「良く」なっているんでしょかね? 楽器の構造や材質の進歩や発展、低価格化、高品質化などはどうなのでしょう?
一方、「悪く」なっている点はどうでしょうか?

 1)学生クラブでは、部員減少、伝統校の廃部などがみられる。

くらいでしょうか? なんだかまだまだありそうですが、「良くなった」に比べて数はなんだか少ないようです。

本当は、質の伴なわない演奏会が多すぎるなんて愚痴をこぼしたいことも事実なのですが(笑)、これはまあ主観の問題で、いつの世にもあるかもしれませんね。関東では(?)、ジュネス運営が大変になっているなんてのもあるかもしれません。これは、スポンサーの問題が大きいのかな? 著作権がらみでの問題もありそうです。譜面の無断利用や違法コピー、改ざんなどがあり、現代作曲家からそっぽを向かれたってこともありますね(もっともこれは、一昔前の方がよっぽどいいかげんだったのでは?)。

ということでいろいろありますが、全体的にはなんとなく「良く」なっている方に、3000カノッサくらい張りたい気分です(笑)。ですから、ワタクシの関心は、「良くなってきた現状」を「さらに良くするためには?」という一点につきますね。トピ主さんも書いているように、「改善すべきところは多々ある」それが良くなった状態が「良い」ということです。それでは、ワタクシが考える「改善すべきところ」とはどういうものでしょうか? 「良くなる」「改善される」という判断基準は何でしょうか? ここからが核心なんですけど、今日のところはこれまで。明日以降、感じたことを書けると、、、いいなあ。。。

●お待たせ、本日はささざき歴史2の第9話「ベートーヴェンその1」を掲載しました。ワタクシはあまり3番を勉強したことがないんで、ささ氏のようなランキングにはなりませんねぇ。関心度90で、5−7−9−8って感じかな? P協は、3−5ってところでしょうか。ちなみに、ワタクシもP協はレヴィン盤で開眼しました。

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2001/1/5 Fri.

●あけましておめでとうございます。今年も、「はむらぼ企画」をどうぞよろしくお願いします。ということで、実家ですっかり寝正月を決め込んだワタクシは、ようやく5日になって仕事初めです。Web界では、かなり出遅れてしまいましたね。今年もお気楽マイペースですんで、どーぞ気長にお付き合いいただきたく。。。で、いちお、ネタをいくつか仕込んであるので、連休中に一度くらいは日記更新をしたい今日この頃。とりあえず、ちょっと取り込んでいるので、今はここまでです。今年もみなさんにとって良い年でありますよーに。

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