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お気楽な日々達2001年8月分

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2001/8/28 Tue.

●ショスタコのバレエ組曲「ボルト」のスコア@1900円を入手。ショスタコの譜面は入手しにくいと思っていたのですが、全音が版権を得てから(?)、続々と安く入手できるようになりました。で、このスコア、日本語解説が結構充実しているのが大吉なのですが、それ以上になんと入手可能なCDリストが載っている(驚)。いやはや、最近のクラシック界ではCD+譜面のタイアップが盛んなようで、ワタクシのようなコレクターには喜ばしい限りです。これだけCDが普及して、アマチュア活動が盛んな今日、音源を聴いたら譜面を見たくなる、譜面があれば音源が聴きたくなるというのは、あたりまえのことなのでしょう。とくにワタクシのようなマンドリン音楽などをしていると、合法的に(笑)入手できる音源と譜面の数がとても少ないように思えます。ということで、少なくとも自分が関わった演奏会の譜面や音源はできるだけ公開していきたいと思っているのですが、さてさて、なかなか簡単にはできないんでねえ。。。

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2001/8/27 Mon.

●SMAPメンバーが路駐をきっかけに逮捕されましたが、それはさておき、毎回メト練習には車で行っているのですが、駐車代がバカになりません。ところが昨日は、練習が終わって近くのコイン駐車場に戻ってみたら業者の人がいて「使用中止」の張り紙をしているではありませんか。で、その人いわく、「今日はお代は結構です」ということで、文字通りのフリーパスモード(大喜)。きっと機械の故障か、はたまた、土地の売却が決まって家でもたつのか。ラッキーと喜んで帰路についたのですが、さてさて、来週も同じ場所での練習。ちゃんと営業しているかな? していなかったら、どこに止めようか?(悩)

●全音から池辺晋一郎さんの「マンドリン・マンドリアーレ」のスコアが出版されました。1500円なり。ワタクシは会社近くの三省堂で買いました。この手のメジャー出版社からマンドリン合奏曲が出版されるのは、なんとなくうれしいものです。きっと、この曲を演奏する団体が増えますね。初演に携わったものとしては、ちょっとばかり気分のいいものです。現時点では、レンタル譜は出されていないようなので、この曲を演奏したい団体はスコアを入手して、パート譜は自分たちで準備するということでしょうか。もちろん、著作権料の支払いはJASRACにして、勝手な改変(加筆など)は行わないというのがルールでしょう。ワタクシ的には、いつの日か、演奏上のポイント(奏法や弦指定、解釈上の注意などなど)を作成したい気分です(超希望的観測)。それにしても、この出版スコア、音符が大きくてなんだかちょっと読みづらいなあ。曲の印象がだいぶ違ってしまうのは、気のせいでしょうか?(笑)

●自ら書いておいて、ビデオ録画するのをすっかり忘れてしまった(>青少年音楽祭)。思い出は、それぞれの胸の内ということになりますが、これからの若い人たちがひとつの目標というかメルクマークを失ったことは、ちょっぴり残念です。テレビでマンドリン合奏を見ることのできる、ほとんど唯一の場でしたからね。イケガクなどの楽器屋さんや日本マンドリン連盟などがNHKと交渉して、過去の映像をビデオやDVDで販売してくれるとうれしいんですけどねえ。もっとも、この業界にそんな企画力のある人は、ほとんどいないようだからなあ。。。

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2001/8/23 Thr.

週末26日(日)の午後3時から、NHK教育テレビで第74回青少年音楽祭の模様が放映されるようです。マンドリン部門は、チャイコの「フィレンツェの思い出」より1、2、4楽章。オケと合唱部門は、ベートーヴェンの第9です。音楽祭は今年が最後ですから、ご興味のある方は忘れずに。。。あれ? でも東海3県は別番組って書いてあるぞ。。。

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2001/8/22 Wed.

●ワタクシは、会社では小さな部(自分以外はみんなえらい人ばかり=PC設定等は苦手)のPC関連担当者なのですが、ここ数日、増員対応(2名増えたので床下にLANケーブルを引き直した)やらコードレッド、セキュリティホール、2001年9月9日問題、ノーツバージョンアップ、マシンリプレースなどなど、文字通りバッタバタです。悪いことは重なるもので、派遣用マシンが1台電源が入らなくなったり、使い回そうとしたマシンのスペックが低すぎて上手く活用できない(ソフトのバージョンアップをしたらフリーズばかりするのでメモリを付け替えようとしたら規格があわない、ソフトをもとに戻そうとしても古いCD−ROMが見当たらない→手元にあるのはアップグレード版ばかりで簡単には元に戻せない)、OSを入れ替えようとしてもなかなかBIOS初期設定画面にたどり着けない(F1などを押してもWin98などが立ち上がってしまう)、などなどなどなど。。。。

●ふうっ。。。。わからない人には、この面倒さがほんとわからないだろうなあ。。。苦笑 いくらえらい人@役員&部長クラスでも、少なくとも自分のマシンのリプレースくらい、自分でできるようになってほしいものです。着信メールやアドレス帳の移管、お気に入りのコピー、デスクトップのカスタマイズ、ネットワークドライブの割り当て、そしてクライアントに保存してあるファイルのコピーとそれらのバックアップなどなど。。。説明すればある程度はできる人たちばかりなのですが、その説明を一人一人にするのが面倒なんですからね。先日、業務監査があってPC関連でもいろいろとグチグチ言われましたが(笑)、この手の個々人のスキルに対しては監査してくれないのかな? 自己責任でできない人は部長降格とか。。。嘘

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2001/8/20 Mon.

●何度聴いてもよくわからないのが、ラトルの運命。あちこちで絶賛されているようですが、ワタクシ的にはあまりピンとこないのが本音。確かにウィーンフィルがこの手の演奏をすること自体が画期的なのかもしれませんが(詳しいことは良くわかりませんけど)、フレージングの解釈やテンポ感、バランスなど、別に驚くほどのことでもないような気がします。クライバーの運命を超えた快活感なんてのもあるようですが、うーん、ほんとにそうかな? ピリオド楽器による演奏があたりまえになってきた今日、ワタクシ的には、音を抜いて立ち上がりを鋭くすることや、フレージングを細かく刻むことは、それ自体あまり面白いことではなくなっています。確かに普段はあまり意識しない音が数箇所は聴こえましたが、それにしてもブーレーズやチェリの運命の方が説得力&驚きがあったような。この時代、このオケで、モダン楽器で、なぜこのような演奏をするかという必然性があまり感じられなかったといったら、言い過ぎでしょうかね? 別に悪い演奏とは思いませんでしたが、むむむ、どうも期待とのギャップが大きすぎたようです。その意味で、ぢつはブラームスの方が楽しめたりして。。。 田部さんの吉松さんやゲルギエフの春祭などなど、最近の新譜にはどうもがっかりさせられることが多い今日この頃でした。

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2001/8/14 Tue.

●昨日まで、羽村の実家に帰っていました。お盆という時期、子供を連れていたこと、そして兄夫婦も一緒だったなんてことが理由でしょうかね、文字通り帰省したという実感がわいてきました。これまでも子供を連れて実家に帰ったことはあったのですが、なんとなくあらたまった気持ちがしたのは、ワタクシとしてはとても新鮮でした。子供のときから、夏と冬の2回、父の実家の神戸に帰省していたのですが、両親にとってはついに立場逆転です。羽村ではあっという間に楽しい時間が過ぎてしまいましたが、われわれにとって一番の収穫は、お気楽な奥さんが久しぶりに車の運転をしたことかな?(笑) 藤沢では坂も多いし道も入り組んでいるのですが、羽村では道もまっすぐだし対向車も少ないんで練習には最適なんです。家の周りをグルグルと回っただけなので、まだまだ先は長いですが、ローマへの道も一歩からということで。。。笑

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2001/8/6 Mon.

●某サイトで、「夏休みはちょうど折り返し地点といったところでしょうか」とのコメント。うむむ、ちょっぴり悲しくなってしまいました。。。

●iモードの迷惑メールが、またまた活発になってきました。6月のあたまに変更して以来、快適な環境だったのですが、たった2ヶ月の短い命でした。0から9までの数字とアルファベット26文字+アルファでせいぜい10ケタ前後ですから、あっという間に解析されて一斉送信されてしまうのでしょう。一度でも着信してしまうと、そのアドレスが使われていることがわかってしまい、もうあとはメールが溜まる一方。まったくもって、いたちごっこです。携帯メールはお気楽な奥さんとのやり取り以外、めったに使わないのですが(会社に遅刻しますメールは結構出していたりして。。。笑 ちなみにワタクシは裁量労働の適用を受けているので、原則的には出勤時間は何時でもいいんですが、いちお、上司に心配かけるといけないので。。。汗)、こうしたことが続くとますます一般的には使えなくなります。なによりも、頻繁にアドレスを変えるのも面倒臭いですし、不要メールを削除するのがまた手間暇かかってねえ。世の中の親指族は、いったいどう対処しているんでしょうね? 愚痴をこぼしているのは、ワタクシを含めて非親指族ばかりですから。。。

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2001/8/5 Sun.

●ゲルギエフの春祭を聴きました。うーん、あんまりかも。こーぼー先生のライナー読んで、かなり期待してしまったのが間違いだったかな?(笑) 一番印象に残ったのが、「春のきざしと乙女たちの踊り」の弦パートのオールダウン。ボウイングが目に浮かぶような音で、ワタクシ的には大吉。あとはあんまりかな? 圧倒的な迫力って言うけど、単にバスドラやティンパニが大きいだけで、野性的な荒々しさはあまり感じられませんでした。計算されたリズミックな荒々しさではなく、一部のパートだけが脈絡なく大音量で演奏するといった感じで、なんだか素人っぽいノリに思えてしまいました(全員がリズムを乱して酒池肉林になるのならば、それはそれで楽しそうですけど。。。笑)。一番最後のように、休符を譜割りよりも長く休んで、ほんとのゲネラルパウゼにしてしまうのは、バレエ音楽というよりもオペラの感覚でしょうか。悪い気はしませんでしたが、CDとして何度も聴く音楽としてはちょっとシラけてしまうかも。きっと会場で聴いたら、とっても興奮するんでしょうね。ということで、ワタクシ的には「春祭」といえばはやりブーレーズの旧録が一番印象深い演奏。久しぶりに聴き直してみようかな?

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