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お気楽な日々達2004年5月分

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2004/5/24 Mon.

●お知らせを一つ。メトでは来る6/5(土)午後2時より東京女学館講堂(広尾)にて、世界的に著名な指揮者兼ピアニストであるフィリップ・アントルモン氏を招聘し公開リハーサルを行います。完全事前予約制。演奏者としての参加@2000円も、聴衆としての参加@1000円もOK。わずか2週間後のことなのでなかなか難しい点もあろうかと思いますが、おそらく二度とない貴重な時間となるはずですので、お時間のある方は奮ってご参加ください。ちなみにレッスン曲は、ラヴェル/笹崎編曲の「序奏とアレグロ」1曲のみ。フラット6つの変ト長調という、ふつーのマンドリン関係者には見たこともないような調ですが、、、慣れれば大丈夫でしょう(笑)。マエストロの音楽から、どんな刺激を受けるか、ワタクシは大変楽しみにしています。

●ということで、昨日はその練習だったのですが、都合でワタクシが棒を振ることに。メトの練習でメインに立ったのは、、、たぶん記憶にないんで初めてかも?(笑) 普段はささ氏か本振りの小出先生ですからね。で、慣れないことをやるものではありません、半日ずっと立っていたので、腰が痛くなってしまいました。情けなし。。。それにしても、付け焼刃でスコアを勉強したんで、まだすべての音が頭に入っていなかったのがイマイチでした。なので、スコアを見るために、下ばかり向いて指揮を振ってしまいました。難しいものですね。で、上手く棒を振れないので、音楽を横につなげることとリズムの取り方ばかり意識して練習しましたが、さてさて、メンバーのみなさんにはわかってもらえたでしょうかね?

●宿題の「祭りは急には止められない」ってのと通ずるものがあるのですが、どうもマンドリン合奏ってリズムの取り方が普通と違う、、、というか変なリズム感が異常に目立ってしまうという欠点があるような気がしています。まあ、マンドリンだけぢゃないって説もありますけど、少なくともこれが上手くいっているマンドリンオケってあまり聴いたことがないなあ。単純な譜割りだけでなく、また単純な拍節感だけなく、なんというかな、音楽の推進力がどうもね、うまくいかないんですよ。楽器の特性ってのもあるのでしょうが、理由は何であれ、上手くいくためポイントってのをなんとかして見つけたいのですが、なかなか見つかりません。ハクハクして気持ち悪いよって指摘すると、みんな苦笑いしながら納得してくれるんですけど、ぢゃあ最初からちゃんとできるかっていうと、メトですらもう何年も口をすっぱくして指摘し続けているのにまだ上手くできないんです。さてさて、どうしたらいいものか。。。

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2004/5/18 Tue.

●あはは、まるまがじんさんの楽友4月の定演レビューがアップされましたが、ワタクシの写真も掲載いただいてしまった。。。(^^;; ワタクシもほんとは、ちゃんとレビューを書こうと思っていたのですが、その後バタバタということで。。。汗 で、ずっとメモ書きは残していたので、一応読んでいただけるレベルに無理やりまとめてみました。

●ぢつはナブッコもオルガン付きも、不得意分野&良く知らない部類(=スコアを持っていない)。ということで、出来の云々はよくわかりませんので、以前楽友さんの演奏会で感じたことをフォローしてみます。前々回のポピュラーコンサート@北とぴあで気になったチューニングやピッチ、弦の音程は、今回はほとんど気になりませんでした。二つのVnパートの間という、音源の真横で聴いていたからかな? 非常に心地よい待ち時間を過ごせましたよ。その一つ前の演奏会@74回定期は、ワタクシもレビューを書きましたが、そのとき指摘した「楽団にとっての目標」という点については、今回の参加を経験してちょっと考え直しています。マンドリンオケのメンバーが持つ目標とオケメンバーが持つ目標って、どうやらだいぶ違うもののような気がしてきたというのが理由。詳細は後日書けるといいなあ。。。さわりだけ言うと、「祭りは急には止められない」ってことで。

●もひとつ、「色モノ」について。今回はラテン系のプログラムだったのですが、練習時の森口さんの指摘を聞くたびに、まだまだメンバーがラテン系という音楽に共感しきれていない=自分の役割を淡々と果たすという印象が強かったです。なので、イジワルな言い方をすると、最大公約数である「勢い」ってのでまとめるしかないのかな? みなさん、能天気なオペラや3大テノール、序曲といった通俗曲などなど、あまり好きではないのでしょうか? とはいえ、普段ワタクシの身近な演奏って、この勢いを上手に出すことすら難しいので、それが出来て多くの人に感動をもたらすということは本当にうらやましい限りです。ということで、どこまでがアマチュアの領域でどこからがプロに期待するものかは議論があるでしょうが、ワタクシとしてはもう一声の「艶」や「リズムの妙」を聴いてみたいといったら、ちょっと期待しすぎでしょうかね?(^^;; 次回のマーラーも興味深いですが、3番はちょっと苦手なんだよなあ。。。

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2004/5/17 Mon.

●ポリーニの新譜@ベートーヴェン初期ソナタ集に一喜一憂。まだまだもっとたくさん聴かないといけませんかね? 第一印象では、5番などこれぞ往年のポリーニってくらいに感動しまくりだったのですが、だんだんあれれ?って気になる箇所があって。十六分音符の早いパッセージが、不明瞭に聴こえてしまって、なんとなく指が回っていないって気になってしまったのです。ポリーニだからそんなことはありえないのですが、一度あれれ?と思ってしまうと、どうも耳がデフォルメされてしまって。通勤電車だけぢゃなくて、車の中とか、部屋とか、もっと冷静に聴いてみないといけませんね。ああ、でもやっぱりワタクシ、ベートーヴェン、というよりも厳格なソナタ形式かな?が大好き。巨大な構築物に対する美というのかな? 音楽を理解するという楽しみ方(=作曲者や演奏者の意図を感じる)が、とても好きなのです。

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2004/5/14 Fri.

●日経ビジネス5/17号の別冊宣伝@BMW5シリーズ。斜め読みしてたら、なんでもオイル交換が2.5〜4万キロに一度なんだとか。うむむ、これはびっくり。廃油をできるだけ出さないためらしいのですが、日本車と比べると2.5〜4倍。もっとも2.5リッターのエンジンだとオイルは5〜6リットルくらい使うでしょうから、交換費用はバカにはならないでしょうが。。。って心配はワタクシには不要の本体600万円なり。(^^;;;

●先日、夜中にトイレが詰まりました。バケツで水を掃き出して、トイレブラシでガシャガシャやって事なきを得ましたが、マンションの入居時の説明資料を引っ張り出しても、市販のスッポンで頑張ってねとしか書いておらず、結婚5年目の3人家族世帯にはそんなものはありません。プロを呼ぼうかと言っているうちに、なんとかしてしまったのですが、むかーしむかーし中学校時代によくやったドブ掃除を思い出しましたね。生徒会なんぞをやっていたもので、放課後や早朝、学校のあちこちのドブさらいをよくやっていたんですよ。スッポンも良く使ってたなあ。。。懐 当時はどんな気持ちでやっていたのかな? ということで、オロオロしないで済んだだけでも昔の体験が活きましたが、イマドキの子供たちもそんなことやっているのかな? ところであのスッポン。正式名称は通水カップというのだそうです(これは楽しい、モノの名前の目次@小次郎日記より)。パッコンバーってのもあるようですが、それは先端がカップではなく平らなゴムもの。勉強になりました。

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2004/5/12 Wed.

●著作権法の改正について、Web上でもあちこちで議論されていますが、基本的にはとき既に遅しってところでしょうか? ということで、ワタクシもとくに関心を持たずにいたのですが、先見日記での坂本龍一の「2004年という年はCD永眠の年として記憶されると思っている」なんてコメントが目につきました。そうだよなあ、、、CCCDといっても、CDというメディア自体を使わなくなる日もそう遠くはないかもしれませんからね。

●カラヤンの春祭ライブ&ベト7@78年をゲット。宣伝文句の荒々しさは確かに興味深いものがありますが、ゲルギエフなどを知ったあとでは、ま、こんなものかな?くらいの感じ。それよりも、なんとなくベルリンフィルの上手さを感じました(もっとも、春祭の2部のティンパニって、なんとなくリズムが変で甘く聴こえてしまうのは何故でしょう?)。で、以前からカラヤンの華やかなドンシャリサウンドってどうやったら作れるのかを疑問に思っていたのですが、春祭を聴いていて瞬間的な部分ではたと気付いたことが一つ。打楽器の音色が混ざって一つの音に聴こえる瞬間があったように感じたのです(録音が悪くてみんな音がモコモコってのとは明らかに違う音でした)。弦と木管、あるいは木管群や金管群で、音色を混ぜるってことはよくあると思うのですが、打楽器でそれをやっているかもと感じた瞬間があったのです。単にリズムや呼吸を揃えてアンサンブルを行うってことではなく、例えばティンパニと大太鼓、併せシンバルを全部合わせて、それぞれの楽器のエッジを全部とったまったく新しい一つの音色を作るってこと。打楽器なんて、個々の楽器が独立している最たるものだと思っていたので、ちょっとびっくり。あれあれ?って思っているうちに、すぐにそれぞれの楽器が個々に聴こえてもとに戻ってしまったので、単なる聞き違いか単なるワタクシ自身のひらめきか定かではありませんが、そういうアプローチもあるのねと、なんだか新しい発見をしたような不思議な瞬間でした。

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2004/5/11 Tue.

●えっと、、、そうか、日記を更新しないと、しょうがないんで昔の日記を読む方もいらっしゃるのね(汗)。確かにリンク切れや絶版対応など一切していませんから、どうかご容赦下さいませ。ちなみに、日記の過去ログは、ワタクシ自身が一番活用しているので、これからもずっと修正なしに掲載する予定です。

●ようやく、お仕事が落ち着いてきたようです。まだ予断を許さない状況ではありますが、今週を乗り切れば、気持ち的にはすっきりかも。この歳にして、ワタクシ的にはなんとも大きな出来事でした。そろそろ「本来の仕事」に戻らねば。。。

お金持ち階級金持ち頭脳(お金持ち適正を占います)。この手のものは、よほど怪しいサイトで無い限り、やって楽しむことにしています(笑)。で、今回、ワタクシは100点満点の72点@セレブお嬢様階級。うむむ。。。(^^;; 信念バランスが、理想的なお金持ちとは異なるようです。自分の信念を信じることは芸術などには向いているかもしれないが、お金持ちとなれば話は違うのだとか。アマチュア音楽家を極めようと思ったら、お金持ちにはなれないのかな?(汗)

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2004/5/10 Mon.

●いよいよメト練習が始まりました。今年は運営面でとくに出足が遅く心配なことも多いのですが、6/5(土)にはフィリップ・アントルモン氏をお招きして公開レッスンを予定したり、選曲もこれまで以上に充実したものとなっています。ワタクシ的には、今年に入ってからなかなかメトに集中できなかったのですが、練習が始まってしまえば少なくとも合奏中は何も考えずに音楽に没頭できるので、ちょっとうれしいかも。音取りなど大変ですが、それもまた楽しみということでしょうか。ということで、遅ればせながら、重い腰をあげましたので、これから頑張らなくちゃ。

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2004/5/5 Wed.

●先月は、たったの4日分しか日記を書きませんでした。うむむ。ぢつは、あまり言いたくないことなのですが、仕事で大きな失敗をしました。で、ここ2週間ほど、その対応で手一杯。会社にも泊まってしまったし、気持ち的にもまったく余裕がありませんでした。こんなことは入社以来、初めてのこと。社長以下、役員にも完全に名前を覚えられたし、災い転じてってなることを祈るのみです。

●連休は暦通り。実家の羽村に帰って、兄夫婦らとともに楽しい時間を過ごしました。で、羽村には市営(昔は町営だったはず)の動物園があって、家族みんなでのんびりピクニック。初めてひよこやウサギを抱いて、娘も目を丸くしていました。これといった渋滞にもはまらず、ま、こんなのんびりとした連休が一番かな?

●ささざき歴史を更新しました。今回は、デュカデュパルク。どちらもなじみがない作曲家なので、ワタクシ的にはパス。歌曲もあまり聴かないなあ。。。

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