Copyright 1998-2007 by Hamulabo

Title

お気楽な日々達2004年8月分

line

2004/8/30 Mon.

●ちょっとずるして昔の日付で。さてさて、いよいよ9/11はメト演奏会。いろいろと聴き所を書いたのですが、ファイルを会社に忘れてしまったので、明日更新します。スミマセン。ということで、土曜の夜、お時間のある方は、是非是非トッパンホールまでお越しくださいませ。

●命名。さとー圭(けい)です。娘の日菜子のときと同様、さんざん迷ったり決めかねていたのですが、一番の決め手が彼の顔とマッチしているかということ。はやり、これが一番しっくり来るんです。それにしても、命名というのは、大きな仕事です。いろいろな想いを込めるのはもちろんですが、たった一度の決断で彼の将来の基本的なところを規定してしまうような気がして。。。さてさて、2004年産まれの彼に、どんな将来が待ち受けているのでしょう?

−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−

2004/8/29 Sun.

音楽という謎

●非常に面白い本を読みました。作曲家、近藤譲さんの新著「<音楽>という謎」。非常にとっつきにくいかもしれませんし、哲学論などに慣れていない人には難解な文章かもしれません。しかし、きわめて簡潔に論理的に「音楽」の本質に迫ろうという名著。いわゆる「現代音楽」の中で生きる作曲家の考えに触れることは、演奏者としても非常に参考になるのではないでしょうか? あらゆる種類の、しかも膨大な量の過去の音楽と対峙せざるを得ない環境下で自らの「創作」活動を行う作曲家の重い一言一言です。ちなみに、ワタクシ自身、「音楽」の意味というものを、ここまで深く考えたことはなかったかな。

●オリンピックもいよいよ大詰め。個々の競技や結果についてはみなさんと同じく泣いたり声援をおくりましたが、総括コメントとしては溜池通信の分析@8月20日くらいからが面白いですね。世代については、ワタクシ的には新人類@死語?にはまったくついていけないかも。で、特徴的だなと思ったのは、成果をあげた人が非常に目標設定が上手なこと、さらにそれを言葉にして説明することが上手いということです。こういう若い人たちを見ると、バブル時代に育ったワタクシなんかとは根本的に人種が違うなあとため息をついてしまいました。もひとつ、ワタクシ的にはもう少し敗者への関心があるのですが、なかなかコメントを読む機会がないのが残念。ま、そういうものでしょうか。それにしても、いろいろな番組でのインタビューアの内容が非常にpoorだなと目に付いてしまうといったら、オヤジ丸出しですかね。。。笑

−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−

2004/8/21 Sat.

誕生!

●へへへ。ということで、昨日お昼すぎ、待望の長男が産まれました。3084グラム、母子ともに健康です。良かった良かった。。。喜 今回はお気楽な奥さんたっての願いで計画出産・無痛分娩というものにしたのですが、立ち会ってみたらだいぶ想像と違い、かなり大変でした。どうも麻酔がうまく効かなかったのか、予想以上に陣痛が早くきたのか、なんだか普通のお産のようでした。ということで、一姫二太郎、新しい我が家の家族をどうぞよろしくお願いします。問題は、名前だな。。。長女のときも、2週間ギリギリ悩みましたからねえ。。。汗

−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−

2004/8/15 Sun.

●いくらレッスンをしてもらったとはいえ、ぢつはそれほど期待はしていなかったのですが、アントルモンさんのラヴェル全集@新譜を聴いてみたら、なんだ、とってもいいじゃない? 年代順に並んでいたので、Doverの譜面を見ながら聴くのに大変便利(笑)。独特のリズム感、ピアノならではの演奏解釈ということで、好き嫌いはあるでしょうし、ワタクシ的にはそうとう「ゆがんだ」演奏。優雅ワルツなんかは、メトメンバーには本番前にはあまり聴いて欲しくないかも(笑)。でも、和声バランスなんかが絶妙ですし(左手のオクターブを均等に弾かないなど)、装飾音符のアルペジオなどもとても気持ち良くタイミングで響きます。道化師の三連符@フルートメロディなんかも、あのスピードで非常にクリアに聴こえますし、いやはや、マエストロはすごいです。聴くたびに、古くから知った曲の全く新しい側面を気づかせてくれる、なんとも刺激に満ちた一枚でした。今年のMyベストの特別賞候補かな?

ささざき歴史2を更新。今回は、デュリュフレとデュティーユの2題。うーん、、、ワタクシ的には、まったくの専門外。デュリュフレのレクイエムくらいはCD持ってますが、なんとも。。。デュティーユは、以前聴いたカルテットの影響でどうも苦手意識があるかな。

●ワタクシの身近なところあちこちでブログ化が進行しており、どうも肩身が狭くなってきましたけど、キティちゃんのブログまであるとはねえ。。。驚 ネタに困るだろうなあ。。。で、ブログとは関係ないですが、こんなサイト@「■メーラーだえもんさんへのお手紙」もありました。内容も笑えますが、こういうサイトデザインもあるのね。。。

−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−

2004/8/2 Mon.

●ワタクシは、メンデルスゾーン91%@作曲家占いでした。「本当は何を考えているのかわからない人」「お高く止まっている」と思われて親近感を持たれにくい、、、のだそうだ。そういえば、いつだったか、はむらぼサイトのお客さまが同じようなことを言ってましたっけ? ということで、「ちょっと羽目を外したかな」と思うくらいの行動をするよう忠告をいただいたので、今後にご期待を(笑)。で、最近注目しているDvorak@相性の良い作曲家ってのはビンゴ。Wagner@相性悪いはほとんどCDもっていない苦手系、トロンボーンとチューバには関心がなく、ヴァイオリンやピアノ大好き、、、なんだ、すごく当たっているぢゃない。。。いつも思うのですが、こういう占いって、結構納得してしまうのです。ワタクシってどこにでもいる、すごく典型的な人間なのかな?(汗)

−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−・−−

2004/8/1 Sun.

●二日ほどお休みをいただき、甥っ子歩君の通夜・告別式に行ってきました。ファロー四徴症という心臓の病気が原因のようですが、前日までは普段通りだったらしく、ほんとにびっくりでした。式は自由葬ということでお経もなく、参列者が一輪の花をささげるしっとりとしたものに。生前好きだった歌を流したのですが、トトロなどに続いて「ぼくらはみんな生きている」の歌が流れたときには、どうしようもなく涙がポロポロでてきてしまいました。ふと思い出がよぎるたびに、何度も何度も繰り返し涙がでてきてしまったけど、この日だけは許してね。両日もと、3歳5ヶ月になる娘は親族席の最前列に座って殊勝な顔をしてました。いろいろと言い聞かせたのが良かったかな、最後までいい子にできてちょっとビックリ。

●で、叔父として、彼のことを一番良く知っていたし深く愛していたと思っていたのですが、大きな間違いでしたね。彼には彼の大きな人生があって、多くの人の世話になりながら、大きな大きな友達の輪を持ち、病状からは信じられないくらい我々と同じようなイベントや体験をしてたんですね。彼を嫌いな人は、たったの一人もいなかった。そして多くの人からとても愛されていた事実を、葬儀の中で気付かされました。これからあの笑顔に会えないと思うと今でも涙は出てくるし、ポッカリと心の中に穴があいてしまったけど、そんな彼のことを深く知ることができたから悔いはないかな。「あゆちゃん、君のいた8年間のこと、決して忘れないよ。そして、たくさんの楽しい思い出、本当にありがとう!」

line

※お気楽な日々達(お気楽日記バックナンバー)
 
■1998年
 
■1999年
 
■2000年
 
■2001年
 
■2002年
 
■2003年
 
■2004年
 
はむらぼホームに戻る。